「スリンダとは?普通のピルと何が違うの?」

近年、日本でも新しいタイプの経口避妊薬として「スリンダ錠28」が登場しました。
スリンダは、これまでの低用量ピルとは異なる特徴を持つ
エストロゲンを含まない避妊薬(ミニピル)**です。

日本では長年、避妊用ピルの多くが「エストロゲン+プロゲスチン」の混合型ピルでしたが、スリンダは黄体ホルモン(プロゲスチン)だけで作られた初めての経口避妊薬として承認されました。

スリンダの最大の特徴は、エストロゲンを含まないことです。

そのため

  • 血栓症のリスクが低い
  • エストロゲンによる吐き気・頭痛などが起こりにくい

などのメリットがあり、これまでピルを使いにくかった女性にも選択肢となります。

特に以下のような方に適しています。

✅低用量ピルの副作用があった
✅ 喫煙している
✅血栓症リスクがある

スリンダに含まれる有効成分はドロスピレノン(drospirenone)4mgです。

この成分は以下の3つの作用で妊娠を防ぎます。

  1. 排卵を抑制する
  2. 子宮頸管粘液を粘稠にして精子の侵入を防ぐ
  3. 子宮内膜を薄くして着床しにくくする

これらの働きにより高い避妊効果が得られます。

従来のミニピルは

✔ 毎日同じ時間に飲まないといけない

✔ 飲み忘れに弱い

という欠点がありました。

しかしスリンダはドロスピレノンの作用時間が長いため、
24時間以内の飲み忘れであれば避妊効果が維持されるとされています。

スリンダは、高い避妊効果を誇ります。正しく服用することで、避妊効果が最大限に発揮され、使用者の体調に優しい特徴があります。

✅低用量ピルの副作用がつらかった方

一般的な低用量ピルにはエストロゲンが含まれており、吐き気・頭痛・むくみなどの副作用が出ることがあります。
スリンダはエストロゲンを含まないミニピルのため、これらの副作用が気になる方でも使用できる可能性があります。

✅ 血栓症のリスクが心配な方

低用量ピルはごくまれに血栓症のリスクが高くなることがあります。
スリンダはエストロゲンを含まないため血栓症リスクが低いとされており、リスクが気になる方の選択肢となることがあります。

✅ 40歳以上で避妊方法を検討している方

年齢が上がると、血栓症や高血圧などのリスクからエストロゲンを含むピルが使いにくい場合があります。
スリンダはエストロゲンを含まないため、40歳以上の方でも検討しやすい避妊方法の一つです。

当院では、スリンダを1ヶ月分で2800円で提供しています。避妊効果や月経安定化、皮膚改善など、さまざまなメリットが期待できるスリンダを、手頃な価格でご利用いただけます。

スリンダは

✔日本初のプロゲスチン単剤ピル(ミニピル)

エストロゲンを含まないため安全性の選択肢が広がる

✔排卵抑制など複数の作用で避妊効果を発揮

という特徴を持つ、新しい避妊薬です。

これまでピルを使えなかった方にとっても、
避妊の新しい選択肢となる薬剤といえるでしょう。

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理事長