AMH Test
AMH検査(卵巣予備能)
AMH Test
AMH検査(卵巣予備能)
卵巣に残る卵子の数の目安がわかる検査。妊活前に自分の卵巣機能を知りましょう。
「まだ若いから大丈夫」は、実は危険かもしれません。
卵子の数は生まれたときから決まっており、年齢とともに減少します。AMH検査を受けることで、自分の「卵巣年齢」を数値で把握でき、妊活のタイミングや治療方針を早めに検討できます。
「いつか妊娠したい」と思っているすべての方に受けていただきたい検査です。

監修・執筆者
あん女性のためのクリニック 院長 山田 泰平
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
虎の門病院、聖路加国際病院、新百合ヶ丘総合病院、順天堂医院での勤務を経て当院を開設
1. AMH検査とは?
AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、卵巣に残っている卵子の数の目安を示すホルモンです。
女性の卵子の数は生まれたときに約200万個、思春期には20〜30万個まで減少し、そこから増えることはありません。卵胞が発育する過程でAMHが分泌されるため、血液中のAMH値を測定することで、卵巣にどれくらい卵子が残っているかの目安を知ることができます。
AMH値は月経周期による変動がないため、生理中を含め、いつでも受けられるのが特徴です。
こんな方にAMH検査をおすすめします
✅ 近い将来、妊娠を考えている
✅ 妊活をいつ始めればよいか迷っている
✅ ブライダルチェックの一環として受けたい
✅ 生理不順・早発閉経の家族歴など、卵巣機能が心配
✅ 将来のために今の卵巣の状態を知っておきたい
2. AMH値でわかること・わからないこと
AMHは卵子の「数」の目安です。「質」は年齢と比例して考えます。
AMH検査でわかること/わからないこと
✅ わかること
✔ 卵巣に残っている卵子の数の目安
✔ 卵巣年齢(同年代と比較した卵巣の状態)
✔ 妊活・不妊治療を始めるタイミングの判断材料
✔ 卵巣刺激に対する反応の予測
❌ わからないこと
✔ 卵子の「質」(質は年齢と比例して低下)
✔ 自然妊娠できるかどうか
✔ 排卵の有無・ホルモンバランス
✔ 子宮の状態(超音波検査が別途必要)
⚠️ AMH値が低くても妊娠できます。ただし「時間」は大切です。
AMH値が低くても、年齢が若ければ卵子の質は良好なため妊娠の可能性は十分あります。一方、AMH値が高くても年齢が高ければ卵子の質は低下しています。大切なのは数値だけで判断せず、医師と一緒に総合的に考えることです。
3. 年齢別AMH値の目安
AMH値は年齢とともに低下します。同じ年齢でも個人差があるのが特徴です。
以下はJISART(日本生殖補助医療標準化機関)のデータをもとにした年齢別のAMH値の目安です。自分の年齢と照らし合わせてみてください。
| 年齢 | AMH値(ng/mL) | 年齢 | AMH値(ng/mL) |
|---|---|---|---|
| 27歳 | 4.69 | 37歳 | 2.27 |
| 28歳 | 4.27 | 38歳 | 1.90 |
| 29歳 | 4.14 | 39歳 | 1.80 |
| 30歳 | 4.02 | 40歳 | 1.47 |
| 31歳 | 3.85 | 41歳 | 1.30 |
| 32歳 | 3.54 | 42歳 | 1.00 |
| 33歳 | 3.32 | 43歳 | 0.72 |
| 34歳 | 3.14 | 44歳 | 0.66 |
| 35歳 | 2.62 | 45歳 | 0.41 |
| 36歳 | 2.50 | 46歳 | 0.30 |
出典:JISART(日本生殖補助医療標準化機関)
AMH値の高低で考えること
AMH値が同年代より高い場合
✔ 卵巣予備能が良好と考えられる
✔ 妊活の時間的余裕がある可能性
✔ ただし高すぎる場合はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の可能性も
✔ 定期的なフォローが重要
AMH値が同年代より低い場合
✔ 残存卵子数が少ない可能性がある
✔ 早めの妊活開始・専門医への相談を検討
✔ 低くても自然妊娠している方はいる
✔ 必要に応じて不妊専門クリニックをご紹介
4. AMH値を知ったあと、何をすればいい?
数値に応じて、次のステップを医師と一緒に考えます。
🌿 結果に関わらず、今すぐできること
✔ 葉酸サプリの服用を始める(妊娠前から3ヶ月以上が理想)
✔ 禁煙・節酒(喫煙はAMH値・卵子の質の両方に悪影響)
✔ 睡眠・ストレス管理(自律神経を整えホルモンバランスをサポート)
✔ 適正体重の維持(低体重・肥満はどちらも妊孕性に影響)
🏥 AMH値が低めだった方へ
✔ パートナーと妊活の時期について話し合う
✔ 婦人科で超音波・ホルモン検査を追加する
✔ 必要に応じて不妊専門クリニック(とくおかレディースクリニック)へのご紹介も可能
5. よくある質問
Q. AMH検査はいつ受ければよいですか?
A. 月経周期に関係なくいつでも受けられます。妊娠を考え始めたタイミングで、まず一度検査されることをおすすめします。
Q. AMH検査は保険適用になりますか?
A. 単独での検査は自費診療となります。東京都のTOKYOプレコンゼミを受講後に申請すると、最大3万円の助成を受けられる場合があります。
Q. AMH値が低かったら、すぐに不妊治療が必要ですか?
A. 必ずしもそうではありません。ただし卵子の数は時間とともに減るため、早めに医師と相談することが重要です。当院では必要に応じて不妊専門クリニック(とくおかレディースクリニック)へのご紹介も行っています。
Q. AMH値は改善できますか?
A. 現時点では、AMH値そのものを上げる確立された方法はありません。ただし、禁煙・適切な体重管理・ストレス軽減などで卵子の質を守ることは可能です。数値の改善よりも、今の卵子を大切にする生活習慣が重要です。
6. まずは当院へご相談ください
卵巣年齢を知ることが、将来の安心への第一歩です。
✔ 採血のみで受けられます(所要時間:約15〜20分)
✔ 月経周期を問わずいつでも受けられます
✔ 結果は後日、医師から丁寧にご説明します
✔ 超音波検査・血液検査とのセット受診も可能(ブライダルチェック)
✔ 東京都プレコン助成制度(最大3万円)対応
「まだ妊活を始めていないけど気になる」という段階でも、お気軽にご相談ください。
当院では対面診療・オンライン診療どちらにも対応しています。

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〒152-0033
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