Mini Pill

ミニピル(スリンダ)とは?通常ピルとの違い

Mini Pill

ミニピル(スリンダ)とは?

エストロゲンなしで避妊。喫煙者・授乳中の方の新しい選択肢。

ミニピルスリンダ

「授乳中でも飲めるピルはありますか?」「喫煙しているけどピルは使える?」

ミニピル(スリンダ)はエストロゲンを含まないプロゲステロン単剤のピルです。血栓リスクが低く、授乳中・喫煙者・エストロゲンが使えない方にとっての重要な避妊の選択肢です。

2023年に日本でも保険外で使用可能になった比較的新しいピルです。

院長 山田泰平

監修・執筆者
あん女性のためのクリニック 院長 山田 泰平
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
虎の門病院、聖路加国際病院、新百合ヶ丘総合病院、順天堂医院での勤務を経て当院を開設

ミニピル(スリンダ)は、エストロゲンを含まず、プロゲステロン(ジドロゲステロン)のみで避妊効果を発揮するピルです。

通常の低用量ピルに含まれるエストロゲンは、血栓リスクの上昇・吐き気・乳房の張りなどの副作用に関与します。スリンダはエストロゲンを含まないため、これらのリスクが大幅に低減されます。避妊成功率は通常のピルとほぼ同等(服用継続で約99%以上)です。

ミニピルが向いている方

授乳中の方(母乳への影響が少ない)
喫煙者・35歳以上(通常ピルの血栓リスクを回避)
✅ 片頭痛(前兆あり)がある方
✅ 高血圧・血栓症リスクがある方
✅ 通常のピルで吐き気・頭痛が強く出た方

エストロゲンの有無が最大の違いです。メリットとデメリットを正しく理解しましょう。

✅ ミニピルのメリット

血栓リスクが非常に低い
✔ 授乳中でも使用可能
✔ 喫煙者・高血圧の方でも使いやすい
✔ 吐き気などエストロゲン由来の副作用がない
✔ 片頭痛(前兆あり)がある方も使用可能
費用目安:2,800円/月

⚠️ ミニピルの注意点

不正出血が起こりやすい(服用初期)
✔ 通常のピルより厳密な服用時間の遵守が必要なものもある
✔ 生理痛改善効果は通常ピルより限定的
✔ 保険適用外(全額自費)
✔ 日本での使用歴がまだ浅い

Q. スリンダはどこで処方してもらえますか?

A. 婦人科・産婦人科で処方可能です。当院でも対面・オンライン診療にて処方に対応しています。

Q. 授乳中でも本当に使えますか?

A. はい。スリンダ(ジドロゲステロン)はWHOの基準でも授乳中の使用が認められています。ただし産後すぐに開始する場合などは医師との相談が必要です。

Q. 通常のピルからミニピルに変えることはできますか?

A. 可能です。現在服用中のピルのシートが終わったタイミングで切り替えることが一般的です。切り替え時期については医師にご相談ください。

「通常のピルが使えない」と思っていた方にも、選択肢があります。

✔ 授乳中・喫煙者・血栓リスクのある方に安全に使える避妊薬
✔ エストロゲン由来の副作用が気になる方の選択肢
✔ 費用目安:2,800円/月(自費)
✔ 対面・オンライン診療どちらでも処方可能

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