Thyroid & Anemia

甲状腺・貧血検査

Thyroid & Anemia

甲状腺・貧血検査

「疲れやすい・冷える・むくむ」……それ、甲状腺や貧血が原因かもしれません。

甲状腺・貧血検査

「疲れやすいのは体質かな…」と思っていませんか?

甲状腺機能低下症や鉄欠乏性貧血は、自覚症状があいまいなまま不妊・流産・早産のリスクを高めることがあります。血液検査1本で把握できるため、妊娠前に確認することを強くおすすめします。

「なんとなく不調」を放置せず、妊娠前に体の内側から整えましょう。

院長 山田泰平

監修・執筆者
あん女性のためのクリニック 院長 山田 泰平
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
虎の門病院、聖路加国際病院、新百合ヶ丘総合病院、順天堂医院での勤務を経て当院を開設

甲状腺ホルモンは、妊娠の成立・維持・胎児の脳の発達に欠かせないホルモンです。

甲状腺は首にある小さな臓器ですが、体の代謝・ホルモンバランスを全身で調整しています。甲状腺機能低下症(橋本病など)があると、排卵障害・着床障害・流産リスクの上昇と関連することが報告されています。自覚症状が乏しいため「隠れた甲状腺疾患」として見過ごされやすく、妊娠前の血液検査での確認が特に重要です。

こんな症状があれば要注意

✔ 疲れやすい・だるさが続く
✔ 冷え・むくみが強い
✔ 体重が増えやすい・代謝の低下
✔ 気分の落ち込み・集中力の低下
✔ 便秘・皮膚の乾燥・抜け毛

治療せずに放置すると

✔ 排卵障害・無排卵のリスク
✔ 着床がうまくいかず妊娠率が低下
✔ 流産・早産のリスクが上昇
✔ 胎児の脳・神経発達に影響する可能性
✔ 妊娠高血圧症候群のリスク増加

💡 妊娠前のTSH目標値は2.5μIU/mL未満

甲状腺機能は採血(TSH・FT4)で確認します。一般的な基準値内でも、妊活中・妊娠前はTSHを2.5μIU/mL未満に管理することが推奨されています。異常が見つかった場合は甲状腺専門医へのご紹介も行います。

日本人女性の約20〜30%が鉄欠乏状態といわれ、妊娠前からの対策が重要です。

妊娠すると血液量が約50%増加し、鉄の需要は約2倍になります。妊娠前から鉄が不足している状態では、妊娠中に重度の貧血になるリスクが高く、早産・低出生体重・産後うつとの関連も指摘されています。Hb(ヘモグロビン)が正常でもフェリチン(鉄の貯蔵量)が低い「隠れ貧血」の方が多いため、フェリチンまで含めた検査が重要です。

血液検査(Hb・フェリチン)で貧血・鉄貯蔵量を確認
フェリチンが低い「隠れ貧血」はHb値が正常でも鉄不足の可能性
✔ 発見された場合は鉄剤・食事指導・サプリメントでケア
✔ 生理量が多い方・菜食主義の方は特に注意が必要

採血1回で、妊娠に関わる全身の状態をまとめてチェックできます。

検査項目確認できること
甲状腺ホルモン(TSH・FT4)甲状腺機能低下症・亢進症(橋本病・バセドウ病)の有無
貧血(Hb・MCV・フェリチン)鉄欠乏性貧血・隠れ貧血の有無
血糖・HbA1c糖尿病・インスリン抵抗性(妊娠前管理が重要)
脂質(LDL・HDL・中性脂肪)生活習慣病リスク・動脈硬化の素因
腎機能(クレアチニン・eGFR)腎臓の状態(妊娠高血圧との関連)
感染症(B肝・C肝・梅毒・HIV・クラミジア)母子感染リスクの有無
風疹・麻疹・水痘抗体価ワクチン接種の要否
AMH(抗ミュラー管ホルモン)卵巣予備能・残存卵子数の目安

💡 検査結果はすべて医師から丁寧にご説明します

異常値があった場合も、すぐに不安になる必要はありません。治療が必要な場合は専門医へのご紹介を、生活習慣の改善で対応できる場合は具体的なアドバイスをお伝えします。

Q. 甲状腺の異常が見つかったら妊娠できませんか?

A. いいえ、適切な治療・管理を行えば多くの方が妊娠・出産できます。甲状腺ホルモン製剤(チラージンS)でTSH値を安定させてから妊活を始めることが推奨されます。妊娠中も定期的な管理が必要ですが、薬の赤ちゃんへの影響はないとされています。

Q. 貧血があっても妊娠を急いだほうがいいですか?

A. 軽度〜中程度の貧血であれば、鉄剤・食事改善で数ヶ月で改善できます。まず貧血を治療・改善してから妊活を始めることで、より安全な妊娠・出産が期待できます。

Q. 健康診断で「異常なし」でしたが、別途検査が必要ですか?

A. 一般的な健康診断には甲状腺検査・フェリチン・AMHなどが含まれていないことがほとんどです。妊娠前に必要な検査は、ブライダルチェック・プレコンセプションケアとして婦人科で別途受けることをおすすめします。

Q. 症状がまったくない場合でも検査を受けた方がいいですか?

A. はい、強くおすすめします。甲状腺機能低下症・隠れ貧血はどちらも無症状のことが多く、気づかないまま妊活・妊娠期間を迎えてしまうケースが少なくありません。自覚症状の有無に関わらず、妊娠前に一度確認しておくことが安心への近道です。

採血1本で、妊娠に関わる体の状態をまとめて把握できます。

採血のみで甲状腺・貧血・血糖・感染症・AMHなどを一括確認
✔ 異常値があれば専門医紹介・治療方針のご相談も行います
✔ 超音波検査・AMH検査とのセット受診も可能(ブライダルチェック)
✔ 東京都プレコン助成制度(最大3万円)対応
✔ 対面診療・オンライン診療どちらにも対応

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