Nutrition Care

葉酸・栄養管理

Nutrition Care

葉酸・栄養管理

妊娠前から始める栄養管理が、赤ちゃんの健康と安全な妊娠・出産の礎になります。

葉酸・栄養管理

「妊娠してから始める」では、少し遅いかもしれません。

赤ちゃんの神経管(脳や脊髄のもと)は妊娠4〜6週に形成されます。多くの方がまだ妊娠に気づいていないこの時期に、体内の葉酸量が十分かどうかが重要です。

「妊娠したら葉酸を飲もう」ではなく、「妊娠を考えたら今すぐ葉酸を」が正解です。

院長 山田泰平

監修・執筆者
あん女性のためのクリニック 院長 山田 泰平
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
虎の門病院、聖路加国際病院、新百合ヶ丘総合病院、順天堂医院での勤務を経て当院を開設

厚生労働省は、妊娠を計画しているすべての女性に葉酸のサプリメント摂取を推奨しています。

葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の増殖に欠かせない栄養素です。妊娠初期に葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害(二分脊椎・無脳症など)のリスクが高まるとされています。

推奨量・開始時期

1日400μgのサプリメントを追加摂取(厚生労働省推奨)
妊娠の1ヶ月前(理想は3ヶ月前)から開始
✔ 妊娠初期(〜12週)まで継続することが推奨される
✔ 食事だけでは不十分なため、サプリメント併用が必須

食事からも葉酸を摂ろう

緑黄色野菜(ほうれん草・ブロッコリー・アスパラガス)
豆類(枝豆・大豆・ひよこ豆)
果物(いちご・アボカド・オレンジ)
✔ 加熱で壊れやすいため、生食や短時間調理がおすすめ

鉄・ビタミンD・カルシウム・タンパク質など、妊娠前から体内に蓄えておきたい栄養素があります。

🩸 鉄分

✔ 妊娠中は鉄の需要が急増(胎盤・赤ちゃんへの供給)
妊娠前から鉄を蓄えておくことが重要
✔ 鉄欠乏性貧血は早産・低出生体重児のリスクと関連
✔ ヘム鉄(赤身肉・レバー)+ビタミンCで吸収率アップ

☀️ ビタミンD

✔ 骨の形成・免疫機能・着床に関わるホルモン調整に関与
日本人女性の多くがビタミンD不足とされる
✔ 不足すると不妊・流産リスクの上昇との関連が指摘
✔ 日光浴+サプリメントで補充が現実的

🥩 タンパク質

✔ 卵子・子宮内膜・ホルモンの材料となる
✔ やせ・低栄養は卵巣機能・ホルモンバランスに悪影響
✔ 体重・BMIの適正化が妊孕性に直結
✔ 動物性+植物性をバランスよく

🚭 避けるべき習慣

喫煙:卵巣機能・AMH値・着床率に悪影響。即禁煙を
過度な飲酒:ホルモンバランスを乱し、胎児にも影響
極端なダイエット・やせ:排卵障害・ホルモン異常の原因に
睡眠不足・慢性ストレス:自律神経・ホルモン分泌に影響

Q. どの葉酸サプリを選べばいいですか?

A. 「モノグルタミン酸型(合成葉酸)」が吸収率が高く、サプリメントとして推奨されています。1日400μgを含む製品を選びましょう。当院でも受診時にご相談いただけます。

Q. 太っていると妊娠しにくいですか?

A. 肥満(BMI25以上)は排卵障害・インスリン抵抗性・流産リスクの上昇と関連があります。一方、過度なやせ(BMI18.5未満)も排卵障害・低出生体重のリスクにつながります。妊娠前に適正体重(BMI18.5〜24.9)を目指すことが重要です。

Q. 栄養のことを医師に相談できますか?

A. はい、プレコンセプションケアの外来では栄養・生活習慣についても丁寧にご相談いただけます。血液検査で貧血・ビタミンD不足・血糖などを確認した上で、個別にアドバイスします。

「今の食生活で大丈夫?」その不安、医師に相談してみましょう。

✔ 血液検査で貧血・ビタミンD・血糖値などをまとめて確認できます
✔ 検査結果をもとに栄養・生活習慣の個別アドバイスを行います
✔ サプリメントの選び方・量についても丁寧にご説明します
✔ ブライダルチェック・AMH検査とのセット受診も可能
✔ 東京都プレコン助成制度(最大3万円)対応

ブライダルチェック・プレコンセプションケアトップに戻る

〒152-0033
東京都目黒区大岡山1-7-8
TEL:03-4400-6264