Oral contraceptive

ピル・緊急避妊ピル

避妊・生理トラブル改善・緊急避妊。ピルは女性の身体の強い味方です。

Oral contraceptive

ピル・緊急避妊ピル

避妊・生理トラブル改善・緊急避妊。ピルは女性の身体の強い味方です。

「ピルって避妊のためだけの薬?」
「ホルモンを飲むのってなんだか怖い…」
「緊急避妊ピル(アフターピル)ってどういうもの?」

ピルは、避妊だけでなく 生理痛やPMS(月経前症候群)の改善、ホルモンバランスの調整にも効果があるお薬です。さらに、卵巣がんのリスクを減らすことも医学的に知られており、服用には大きなメリットがあります。

さらに、 避妊に失敗したときの「緊急避妊ピル」 もあり、望まない妊娠を防ぐための大切な手段のひとつです。

ピルは、 女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)を含むお薬で、体内のホルモンバランスを調整することで様々な効果を発揮します。

💡 ピルの主な効果
✔ 排卵を抑えて高い避妊効果(ほぼ100%の避妊成功率)
✔ 生理痛・PMSの改善(ホルモンの変動を安定させる)
✔ 生理周期を整える(月経不順の改善)
✔ 子宮内膜症の予防・進行抑制
✔ 肌荒れ(ニキビ)の改善(ホルモンバランスを整える)

ピルは「避妊薬」としてだけでなく、女性の体を守るための薬でもあります。

ピルには大きく分けて 「低用量ピル」「超低用量ピル」「中用量ピル」「ミニピル」「緊急避妊ピル」 の5種類があります。

種類主な目的特徴
低用量ピル(OC・LEP)避妊・PMS改善・生理痛軽減一般的に使用されるピル
ホルモン量が少なく副作用が少ない
超低用量ピル月経困難症・PMSの治療低用量よりもさらにホルモン量が少なく、
副作用が軽い
中用量ピル生理日の調整・緊急避妊生理を早める・遅らせる目的で使う
ホルモン量が多め
ミニピル授乳中の避妊・血栓リスクがある人向けエストロゲンを含まず、
プロゲステロンのみで避妊効果を発揮
緊急避妊ピル(アフターピル)避妊の失敗後に妊娠を防ぐ性行為後に服用することで妊娠を防ぐ
できるだけ早く服用が必要
*「確実な避妊・生理痛改善」を目的にするなら、一般的に「低用量ピル」が選ばれます

ピルの服用方法は 「21錠タイプ」 と 「28錠タイプ」 があります。

毎日1錠を 21日間 服用 → 7日間休薬 → 次のシートへ

21日間の実薬+7日間の偽薬(プラセボ)
→ 休薬期間なしで飲み続ける

🌱「飲み忘れが心配な方」は毎日飲む習慣がつく28錠タイプがオススメです。

飲み忘れてしまったら…?
1日忘れた場合:思い出した時点ですぐ服用し、その日の分も通常通り飲む。
2日以上忘れた場合:その周期は避妊効果が低下する可能性があるため、他の避妊方法を併用。

避妊に失敗した場合に、 性行為後に服用することで妊娠を防ぐ薬です。

緊急避妊ピルの種類

種類服用期限避妊成功率
ノルレボ(レボノルゲストレル)72時間以内約98%
(24時間以内の服用が最も効果的)
ヤッペ法(プラノバール)72時間以内約57%~88%
💡おすすめは「ノルレボ(レボノルゲストレル)」です。
 ✔ 1回の服用で済むため、飲み忘れのリスクが少ない
 ✔ ヤッペ法よりも副作用が少なく、妊娠予防効果が高い
上記の理由から当院でもレボノルゲストレルを取り扱っております

💡 メリット

✔ ほぼ100%の避妊効果(低用量ピル)
✔ 生理痛やPMSの軽減
✔ 生理周期が安定し、予定をコントロールできる
✔ ニキビ・肌荒れの改善

💡 デメリット

✔ 飲み忘れると効果が下がる
✔ 血栓症のリスク(まれ) → 喫煙者・高血圧の人は注意
✔ 緊急避妊ピルは価格が高め(8,000円~15,000円)

ピルは 病院やオンライン診療で処方 されます。

種類当院での費用の目安
低用量ピル(OC・LEP)2,000~3,500円/月(自費診療)
超低用量ピル(生理痛治療)1,000~2,500円/月(保険適用)
緊急避妊ピル(ノルレボ)8,800円(自費)
*「PMS・生理痛の治療目的」であれば、保険適用になるピルもあります。

✔ 低用量ピルで確実な避妊&生理トラブル改善
✔ 緊急避妊ピルは72時間以内の服用が重要
✔ 血栓症リスクはまれだが、定期チェックが必要

ピルを検討している方はお気軽に当院へご相談ください。

〒152-0033
東京都目黒区大岡山1-7-8
TEL:03-4400-6264